市民や民間団体の力を借りて川崎市のイメージ向上につなげるため、川崎市は2015年度の「川崎市イメージアップ認定事業」に6事業を決定した。20年開催の東京五輪・パラリンピックに向け、障害者スポーツの普及や認知度を上げるイベントや障害者やホームレスの就労体験イベントなどが選ばれた。
応募の16件から選考の結果、イベントを通じて障害者スポーツ競技の参加を促進させ、障害者スポーツに力を入れている川崎を発信する「カワサキ・ボーダレス・フェスタVol・2」や、障害者やホームレスの人にイベントなどで就労体験をしてもらい、多様性のあるまちづくりをアピールする「ピープルデザイン川崎 就労体験プロジェクト」などが決定した。
同事業は地域の魅力づくりや情報発信、市の都市イメージ向上につながる事業を認定・支援する目的で05年度からスタートした。認定されると上限50万円が事業費の一部として助成され、市の広報媒体でもPRできる。
今回認定された事業は次の通り(かっこ内は実施団体や企業など)。
▽カワサキ・ボーダレス・フェスタVol・2(ファンズアスリートクラブ)▽かわさきでアート2015(同実行委員会)▽ピープルデザイン川崎 就労体験プロジェクト(ピープルデザイン研究所)▽TodayArt KAWASAKI(チッタエンタテイメント)▽川崎マリエンでスポーツ、スポーツで、川崎を健康に楽しく!(川崎ビーチスポーツクラブ)▽音楽でかわさきの未来をつなごう!(川崎銀座商業協同組合)