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フェアトレード知って 普及向け学生が活動発表

社会 | 神奈川新聞 | 2016年12月18日(日) 02:00

平井竜一市長(右端)を交えてフェアトレードについてディスカッションする学生たち=逗子市逗子の市民交流センター
平井竜一市長(右端)を交えてフェアトレードについてディスカッションする学生たち=逗子市逗子の市民交流センター

 開発途上国の生産者との公正な取引をまち全体で推進する「フェアトレードタウン」に認定された逗子市で、フェアトレードについて学び、普及させる方法を考えてきた学生たちが17日、活動の成果を発表した。

 市民交流センター(同市逗子)で開かれた「国際文化フォーラム」の一企画。市などが募集したユースプログラムに参加する高校生と大学生5人が報告した。

 学生たちは7月から、不当な賃金や児童労働によって安い食品や服が生産されている現状を学んだ。フェアトレードの認知度を探るアンケートも実施。若い世代に知ってもらうため、スタディーツアーやオリジナル商品の開発を実現させたいと目標を語った。

 高校3年の田中夏生さん(18)は「生産の現場に足を運ぶなど、もっと世界を知りながら活動を続けたい」。将来フェアトレードに関する仕事に就きたいという大学1年の石渡えみりさん(19)は「自分たちが活動すれば、少しずつ興味を持ってくれる人が増えるはず」と手応えを感じていた。

 イベントでは、講演やワークショップ、フェアトレード製品の販売も行われた。

 
 

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