学校法人神奈川歯科大(横須賀市)が投資で巨額の損失を出した問題で、法人側が元理事長と元理事2人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、請求通り計12億5千万円の支払いを命じた。
元理事2人は巨額損失に絡む詐欺事件で有罪が確定している。
判決によると、法人は2008年9月と11月の理事会で、投資ファンドに計12億5千万円を出資することを決めたが、全額損失となった。加藤正男裁判長は「投資の危険性を十分認識すべき注意義務に違反した」と指摘した。
他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ
学校法人神奈川歯科大(横須賀市)が投資で巨額の損失を出した問題で、法人側が元理事長と元理事2人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、請求通り計12億5千万円の支払いを命じた。
元理事2人は巨額損失に絡む詐欺事件で有罪が確定している。
判決によると、法人は2008年9月と11月の理事会で、投資ファンドに計12億5千万円を出資することを決めたが、全額損失となった。加藤正男裁判長は「投資の危険性を十分認識すべき注意義務に違反した」と指摘した。