県小田原保健福祉事務所は27日、箱根町仙石原の「箱根ガラスの森 社員食堂」で食事をした従業員16人が嘔吐や発熱、下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。入院者はなく、全員が快方に向かっている。
同事務所によると、19日の昼食で、22~73歳の男女計16人が鶏の手羽先揚げやサラダ、みそ汁などを食べた。25日にガラスの森から同事務所に連絡があり、調べたところ食事をした従業員の便からノロウイルスが検出された。
同事務所は同食堂の食事を原因とする食中毒と断定。27日から使用禁止とした。
【神奈川新聞】