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当て逃げ事故なかった 「免許取り消し」無効に

社会 | 神奈川新聞 | 2015年3月26日(木) 03:00

 当て逃げ事故を起こしたとして、運転免許の取り消し処分などを受けた横浜市の50代の男性が、県に処分の無効を求めた訴訟の判決が25日、横浜地裁であった。倉地康弘裁判長は、被害者の証言は信用できず「事故があったとは認められない」として、免許取り消し処分を無効とした。

 判決によると、2012年2月、東京都内の交差点で、男性の乗用車が横断歩道上の歩行者と接触、1週間のけがを負わせながら立ち去ったとして、13年4月に県公安委員会から運転免許の取り消しと4年間の免許交付禁止処分を受けた。男性は自動車運転過失傷害と道交法違反の疑いで送検されたが、東京地検は嫌疑不十分で不起訴とした。

 判決理由で倉地裁判長は、事故を裏付ける客観的な証拠がなく、「被害者の証言は重要な点で変遷があり信用性に疑問が残る」と指摘。男性が警視庁の調べに対し事故を認める供述をしたことについては、「供述は具体性に乏しく、できるだけ早く事故を解決したいと考えたとしても不自然ではない」と述べ、処分の前提となる事故はなかったと結論付けた。

 県警監察官室は「主張が認められずに残念。判決内容を検討の上、関係機関と協議する」とコメントした。

【神奈川新聞】

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