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相模原障害者施設殺傷事件
刻む2016〈1〉 違い認め合う社会に

社会 | 神奈川新聞 | 2016年12月16日(金) 12:34

殺傷事件が起きた「津久井やまゆり園」の献花台に手を合わせる人
殺傷事件が起きた「津久井やまゆり園」の献花台に手を合わせる人

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡し、職員を含む27人が重軽傷を負った殺傷事件。殺人容疑などで逮捕されたのは元職員の男(26)だった。障害者への差別が引き起こした凶行から5カ月。不寛容さが社会にじわりと広がる今、優生思想を払拭(ふっしょく)し、互いの違いを認め合う社会にするために何ができるのか。悩み、もがき、葛藤し続けている。

 電話でたたき起こされる時は決まって悪い知らせだ。7月26日、デスクからの一報は早朝だった。

 「死者が10人以上出ているらしい。すぐに現場へ向かってくれ」。急いで身支度を済ませ、同僚記者とともに事件現場となった施設に車を走らせた。

 本社のある横浜市中心部から高速道路を乗り継いで約1時間15分。施設周辺のかつての地名は相模湖町。高尾山を東に仰ぎ、相模湖を抱える自然に恵まれた山あいの小さな集落だ。たどり着いた現場にはしかし、思い描いたのどかなイメージとかけ離れた光景が広がっていた。

 立ち入り禁止の黄色い規制線をくぐって慌ただしく施設を出入りする県警捜査員。歩道から車道にあふれんばかりにごった返す報道陣。片側1車線の県道にテレビ中継車が列を作り、何機もの報道ヘリが低空で旋回して激しい音を響かせていた。

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