相模原市は9日、地域貢献活動を行っている相模女子大学(同市南区文教)の学生らに「市地域活動・市民活動ボランティア認定制度」の認定証を贈った。
同制度は、若者のボランティア意識の向上や地域活動の活性化を目指し、本年度から始まった。今回の認定が初めてとなる。
認定されたのは、病院や施設でクリスマスを過ごす子どもたちに絵本を贈る活動を2012年度から行っている学生グループ1組と、市と市民団体の協働イベントなどの運営サポートに参加した9人。
同大栄養科学部3年の宮崎茉佑子さんは、個人として同市緑区の郷土資料館「吉野宿ふじや」の活性化事業に取り組んだ。贈呈式では、「ボランティアを通して得られた人々とのつながりをこれからも大切にしていきたい」と話していた。
昨年5月、市と同大は包括連携協定を締結。協定に基づき、多くの学生らが地域活動を行っている。
【神奈川新聞】