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中原名人が小学生と対決
「大樹深根」将棋励んで

社会 | 神奈川新聞 | 2015年3月8日(日) 03:00

「大樹深根」将棋励んで 中原16世名人が小学生と指導対局
「大樹深根」将棋励んで 中原16世名人が小学生と指導対局

 将棋の中原誠16世名人(67)=川崎市多摩区在住=が7日、同市中原区の「新城子供将棋教室」で指導対局を行った。「昨年のこの教室以来」という貴重な永世名人の指導に、小学生が挑んだ。

 中原16世名人は、名人15期などタイトル獲得64期(史上3位)の実績を持ち、一時代を築いた。2009年に現役を引退した後は、同教室での解説会に登場するなど普及活動を行っている。この指導対局は年1回の恒例行事となっており、今年で3回目。

 中原16世名人は、集まった園児、児童18人に「大樹深根(たいじゅしんこん)」という言葉の意味を説明し「大きな木は根が深い。将棋は負けると残念だが、たくさん負けることで深い根をつくることができる。これが大切」と激励の言葉をかけた。その後、7人が、永世名人と将棋盤を挟んだ。

 対局はハンディをつけた駒落ち戦で、2人を同時に相手する「2面指し」。3人がうれしい白星を挙げた。

 飛車、角抜きの「二枚落ち」で勝利を収めた男子児童=川崎市立橘小4年=は「最初は緊張して手が震えた。『確実な攻めができたね』と褒められた」と笑顔で話した。

 
 

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