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広がる交遊関係を把握
川崎市教委「認識甘かった」

社会 | 神奈川新聞 | 2015年3月3日(火) 13:58

 川崎市で中学1年の男子生徒(13)が殺害された事件をめぐり、市教育委員会は2日、1月に開かれた市立学校の児童・生徒指導担当教諭の会合で、男子生徒の交遊関係が他校に広がっているとの情報を共有していたことを明らかにした。だが状況把握だけで対策は取っておらず、「認識が甘かった」と釈明した。同日臨時に開かれた市議会総務委員会で答弁した。

 市教委によると、会議は市教委が主催する児童支援コーディネーターや生徒指導担当教諭、市教委の各区教育担当が集まり、1月15日に開催。川崎区内の学校間の情報交換の場で、男子生徒の中学の生徒指導担当が男子生徒を含む複数の生徒の名を挙げ、「交遊関係が他校と含めて広がっている」と報告した。

 ただ、その時点では長期欠席者にも当たらず、差し迫った状況とも認識していなかったため、その後は特段の対応はなかった。これについて市教委は「認識は甘かった」とも述べた。区担当から市教委にも報告はなかったという。

 男子生徒が殺人容疑で逮捕された少年(18)から1月に暴行を受け、別の親しいグループがこの少年の自宅に押しかけた「トラブル」について、県警から学校に連絡はなかったと説明。その上で「(トラブルは)事件の大きなきっかけと認識している。警察との情報共有のあり方について検討したい」とも述べた。

 また、市教委は2日、全市立学校173校の校長を集めた合同会議を中原区内で開き、長期欠席している児童・生徒の状況把握や学校の対応状況、友人関係の把握を調査するようあらためて指示した。

 調査は(1)昨年4月1日~2月28日に30日以上欠席(2)1月以降で7日以上欠席(3)1月以降断続的に14日欠席-の児童・生徒を対象としている。

【神奈川新聞】

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