三浦半島のコミュニティー放送「FMブルー湘南」(78・5メガヘルツ)で、横須賀市にゆかりのあるクリエーターをゲストに迎え、魅力ある横須賀をどう創造していくかについて語り合うトーク番組が新たにスタートする。3月3日から。
番組名は「横須賀未来創造~クリエイターズ・ディスカッション~」。司会進行は、県立横須賀高校OBで久里浜に住む映画監督・脚本家の矢城潤一さん(53)が務める。
大学卒業後に映像の世界に進んだ矢城さんは、北野武監督に助監督を任されるなどして経験を積み、自己資金で「ある探偵の憂鬱」を監督。その後は、映画やテレビドラマの脚本などを手掛けている。
人口減少で街の展望に不安感が漂う横須賀にあえてこだわり、活動を続けているさまざまなジャンルのクリエーターが登場。広告デザイナーや映画監督、かばん職人ら作品を生み出す情熱を持つ創造者の視点を通し、「魅力ある横須賀をどうつくっていくか」をテーマにトークを繰り広げる。
第1回は3月3日午後7~8時にオンエア。その後は毎週火、水、日曜日に短く編集したダイジェスト版を放送する。月2人ずつ紹介していく。
番組パーソナリティーの石川和美さんは「彼らがどのような刺激を受け、横須賀で活動しているかという要素を掘り起こしていきたい」と話している。
【神奈川新聞】