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川崎・多摩川中1殺害
少年3人逮捕も容疑は否認 防犯カメラなどで特定

社会 | 神奈川新聞 | 2015年2月28日(土) 03:00

 川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学校1年の男子生徒(13)が遺体で見つかった事件で、川崎署捜査本部は27日、男子生徒を集団で刺殺した疑いが強まったとして、いずれも同区に住む18歳の少年と17歳の少年2人を殺人容疑で逮捕した。捜査本部によると、3人は容疑を否認している。

 捜査本部によると、18歳の少年と17歳の1人は同じ市立中学出身の同級生。ほか1人と男子生徒は同じ少年グループの一員だった。捜査本部の調べに対し、18歳の少年は「何も言いたくない」、17歳の1人も「殺していない」と説明。残りの1人は「近くにいただけ」と現場にいたことは認める供述をしている。

 捜査関係者によると、少年の1人は任意の事情聴取の際、刺した人物として3人のうち1人の名を挙げたという。

 18歳の少年は27日朝、弁護士に付き添われて同署に出頭。捜査関係者によると、弁護士は26日夜に同署を訪れ、「事件当時は自宅にいた」と関与を否定した上で、「あす出頭させる」と説明していた。ほか2人は26日夜から任意同行に応じ、事情を聴かれていた。

 逮捕容疑は、3人は共謀して20日午前2時ごろ、同区港町の多摩川河川敷で、男子生徒の首を刃物で多数回にわたって突き刺して殺した、としている。

 捜査本部によると、河川敷近くの防犯カメラに少年とみられる4人が現場方向に連れ立って歩く姿が写っていたが、再び写った集団から1人減っていた。捜査本部は、これら市内160カ所の防犯カメラを調べ、男子生徒が利用していた無料通信アプリ「LINE(ライン)」の通信記録の解析なども進めて3人を特定した。

 26日までに延べ402人の捜査員を投入し、遺族や友人ら約15人のほか、住民603人に聞き込み捜査を展開。捜査関係者によると、県警は事件直前、男子生徒と18歳の少年らとのトラブルを認知していた。

 捜査本部によると、首には鋭利な刃物によるとみられる複数の刺し傷や切り傷があったほか、腕や顔にも多数の切り傷があった。死因は出血性ショックで、捜査本部は3人に強い殺意があったとみて動機を調べる。遺体近くに血の付いたカッターナイフの刃が落ちており、凶器の特定を進めている。

 男子生徒が死亡したとされる約1時間後の同3時ごろ、遺体発見現場から約700メートル離れた公園のトイレ個室内で火災があり、男子生徒のスニーカーとみられる靴の燃え残りが見つかった。捜査本部は証拠を隠滅しようとしたとみて調べている。

【神奈川新聞】

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