厳しい冷え込みとなった県内は30日、山沿いを中心に雪となり、横浜地方気象台によると横浜では今冬初の積雪となった。横浜市の観測では旭、瀬谷両区で5センチを記録。県内はこのほか箱根町の大涌谷で最大16センチに達した。
各自治体消防のまとめでは、雪による歩行中の転倒や車のスリップ事故で、横浜、川崎、相模原、大和、座間、海老名、山北の7市町で計25人が重軽傷を負った。相模原市緑区の市立小中学校4校と幼稚園1園が休校となった。横浜市は昨年2月の大雪を教訓に、今回の雪から各区役所周辺で積雪を観測。ウェブサイトで公開し、注意を呼び掛けた。
【神奈川新聞】