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「子縁社会」創造を提言 作家・加藤さんが横浜で講演会

社会 | 神奈川新聞 | 2015年1月26日(月) 03:00

不登校、ひきこもりの支援について語り合ったシンポジウム(左奥が加藤さん)=横浜市青少年育成センター
不登校、ひきこもりの支援について語り合ったシンポジウム(左奥が加藤さん)=横浜市青少年育成センター

子どもが置かれた厳しい現実をテーマに元沖縄大学長でノンフィクション作家の加藤彰彦さん(ペンネーム・野本三吉)の講演会が24日、横浜市中区の市青少年育成センターで開かれた。「いまの子どもの貧困はかつての『貧乏』と違い、人間関係も将来の夢も貧困化が進んでいる」と指摘し、新たな地域社会づくりの必要性を訴えた。

貧困が子どもたちの自己肯定感の喪失、非社会性、反社会性を招いている状況を説明し、衣食住の保障、経済的な不安の解消、人間関係の形成保障、将来への選択肢保障が急務だとした。

そのためには失われた地縁、血縁に代わり、小・中学校区単位でセーフティーネットを整える必要があるとし「子縁を軸にした新しい地域社会をつくりたい」と訴えた。

シンポジウムも行われ、同市金沢区で不登校、ひきこもりの子どもの支援を行う「金沢虹の会・父親の会」「フレンドリースペース金沢」の代表、会員と加藤さんが現状と課題を論じ合った。

市内に8千人以上とされるひきこもりのうち支援団体とつながっているのは約2千人との指摘がなされ、父親の一人は「息子がひきこもりになったことで人生の支えになる出会いも得た」と父親の会に参加した意義を語った。

この催しは「よこはま西部ユースプラザ」(同市保土ケ谷区)の主催で約60人が参加した。

【神奈川新聞】

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