大和市教育委員会は20日、市立中学校で提供された給食から金属片など異物が発見されたケースが、これまでに2校で計4件あったと発表した。うち3件は昨年9月の発生だったが、この時期の発表になり「調査に時間がかかった」などとしている。
市教委保健給食課によると、昨年9月18~29日、つきみ野中と大和中で提供された弁当の中から金属片(縦・横約2ミリ)、木片(縦約2センチ、横約5ミリ)、樹脂片(縦・横約4ミリ)を生徒が食べる前に見つけた。当時は北部学校給食共同調理場の耐震改修が行われており、通常の給食は中断。代わりに綾瀬市の委託業者の弁当を提供していた。
また、今年1月15日、つきみ野中の2年生に提供された給食の米飯に金属片(縦約2ミリ、横約5ミリ)が見つかった。米飯は藤沢市内の委託業者が各学校に納入した。
【神奈川新聞】