架空外注費を計上するなどして法人税など計約1億8千万円を脱税したとして、横浜地検特別刑事部は16日、法人税法違反や消費税法違反などの罪で、川崎市川崎区の清掃会社「山斗」と、同社の荒金孟雄代表取締役(67)を在宅起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状によると、同被告は2013年8月期までの3年間に、架空の外注費を計上するなどの方法で所得を隠したり、消費税額を過大に計上したりして、法人税と消費税計約1億8千万円を脱税した、とされる。
東京国税局が横浜地検に告発していた。地検によると、既に修正申告を済ませたという。
【神奈川新聞】