信号をイメージした青、黄、赤の3色のたこで新年の安全祈願-。栄署と栄交通安全協会は8日、横浜市栄区桂町の同署周辺で、手作りのたこ約300枚をドライバーや歩行者に配り、交通事故防止を呼び掛けた。
たこは縦約20センチ・横約15センチで、3色で塗られたものと単色のものの計4種類。同協会のメンバーが着色するなど計約1500枚を作成した。「栄」と大きく書かれ、「発進は チャイルドシートの 笑顔見て」「思いやり 乗せてゆっくり ふむペダル」などと標語が印刷されている。
同協会のメンバーや伊東聡署長ら計約20人が同署前の県道などで、赤信号で停車したドライバーらに「今年1年間、無事故でお願いします」などと声を掛けながら手渡した=写真。残る約1200枚は関係団体に配布し、同署でも配っている。
たこの配布は毎年続けられており、同協会の森雅宏会長(59)は「チラシよりも長く飾ってもらえるたこを今後も作り続け、交通安全を呼び掛けていきたい」と話した。
【神奈川新聞】