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機械製図で五輪金賞の技 狙うは世界一 伊勢原・安部さん

社会 | 神奈川新聞 | 2015年1月1日(木) 03:00

技能五輪全国大会の機械製図部門で金賞を獲得し、世界大会への切符を獲得した安部さん=伊勢原市役所
技能五輪全国大会の機械製図部門で金賞を獲得し、世界大会への切符を獲得した安部さん=伊勢原市役所

日産テクニカルセンター(厚木市)の社員で伊勢原市在住の安部翔伍さん(21)が、昨年11月に行われた技能五輪全国大会の機械製図部門で金賞を獲得。今年8月にブラジルで行われる国際大会に日本代表として出場する。同社が機械製図部門に挑戦し11年目にして初の快挙を達成したホープは「世界も奪(と)りにいく」と意気軒高だ。

技能五輪は青年(23歳以下)の技術者のレベル向上を目的に開催される大会で、全国大会には41職種に約1200人が参加した。機械製図部門は自動車や大手機械の各メーカーなどで激戦を展開したが、安部さんが見事金賞に輝いた。

課題はある機械の設計図の一部が渡され、指定された部品のみを抜き出し、パソコンで立体化して製図するものと、ある部品の実物を測定してパソコン上で立体化して図面化するというもの。安部さんは「いかに頭の中で簡単にして、正確に製図し、再現するかが大事」と振り返る。

大分県出身。実家が精密機械の工場を営み、「昔から機械も製図も大好きだった」。能力を見込まれ技能五輪を目指す部門に就き、社内では「選手」と呼ばれる。「国際大会は課題が全然違う。日々知識を高めるしかない」と日本代表の自覚を漂わせた。

【神奈川新聞】

 
 

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