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【照明灯】子どもの受難の年

社会 | 神奈川新聞 | 2014年12月26日(金) 11:00

紛争、テロ、貧困、虐待などのためにサンタクロースがやって来なかった子どもたちのことを考えよう。苦しみを思いやろう。それこそがクリスマスの精神にかなう行為ではないか

▼2014年は「子どもの受難の年」と位置づけられるべきだ。埼玉県内のマンションで3月、ベビーシッターの男が預かっていた横浜市磯子区の2歳男児が遺体で見つかった。厚木市のアパートで衰弱死後7年以上も放置された男児の白骨遺体が発見されたのは5月だった

▼児童虐待が後を絶たなかった。今年上半期に虐待を受けている疑いがあるとして、全国の警察が児童相談所に通告した子どもの数は1万3037人で過去最多に。県内は2091人に上り、全国で2番目の多さだった

▼目を世界に転じれば、ナイジェリアで4月、イスラム過激派が女子生徒200人余りを拉致。パキスタンでは今月16日、イスラム武装勢力が学校を襲撃するテロで生徒ら140人以上が犠牲になった

▼24日に発足した第3次安倍晋三内閣は、引き続きアベノミクスに力を入れるという。その陰で社会保障政策や財政再建が置き去りにされないか。弱者に手を差し伸べず、未来を担う世代への贈り物は膨大な借金というのでは「偽サンタ」のそしりを免れない。

【神奈川新聞】

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