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駅・百貨店・レストラン… 広がる外国人対応 東京五輪見据え

社会 | 神奈川新聞 | 2014年12月26日(金) 03:00

韓国語も表記されるようになった京急の自動精算機=横浜駅
韓国語も表記されるようになった京急の自動精算機=横浜駅

2020年の東京五輪を見据え、訪日外国人客への対応を強化する動きが広がっている。京浜急行電鉄は24日、全72駅の自動精算機の4カ国語対応を完了。「おそらく関東の民鉄では初めて」(同社)という。また、化粧品会社が価格表示の多言語化を進めたり、百貨店が今年10月からの免税対象品目拡大を受けて免税カウンターを増やしたりといった動きも。円安やビザ緩和措置などインバウンド(訪日外国人旅行)には追い風が吹いており、外国人客の取り込みに向けた動きは一層、加速しそうだ。

京急は、駅券売機に関しては10年度、全駅での4カ国語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)を終えている。今回の取り組みは自動精算機にまで広げたもので、担当者によると「券売機は各社とも対応が進むが、自動精算機はまだのところが多い」。羽田空港路線を持つことから「多くの外国人にとって、日本へ来て最初に使う鉄道。安心して利用してもらい、日本の印象を良くするためにも、外国人対応には今後も注力する」と意気込む。

無添加化粧品が中国人をはじめ、外国人にも人気のファンケル。現在、外国人客による売り上げは全体の1割を占めるという。

来年1月20日からは全店舗で、全製品の価格表示を日本語、英語、中国語の3カ国語対応とするほか、店頭の従業員に対し「指さし接客ツール」を新規導入。従業員が携帯する接客マニュアルで、簡単な商品説明や「お会計をしてきます」「この店舗では取り扱っていません」といった表現が3カ国語で記されている。マニュアルの中の表現やイラストを指させば、外国語に不慣れな従業員も客との意思疎通が図れるというもので、旗艦店「銀座スクエア」での試みを全店へと拡大する。「どの店舗でも、一定のレベルで接客できるようにするのが狙い」と担当者は話す。

百貨店業界でも対応が進む。横浜高島屋では、10月の免税対象品目拡大に合わせて、1カ所だった免税カウンターを2カ所に増設した。既に効果も数字に表れており、11月の免税品の売り上げは前年比2・7倍に拡大した。特に化粧品や海外のブランド品の伸びが顕著で、中国や台湾、タイなどからの客が目立つという。

同店では、豚肉を食べることが禁じられているムスリム(イスラム教徒)に配慮。来年はレストラン街で豚肉不使用のメニューがひと目で分かるような案内表示を導入予定としている。

【神奈川新聞】

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