1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 振り込め詐欺・架空請求…「特殊詐欺」被害額は過去最悪498億円

振り込め詐欺・架空請求…「特殊詐欺」被害額は過去最悪498億円

社会 | 神奈川新聞 | 2014年12月23日(火) 03:00

全国の警察が把握した特殊詐欺の被害額(共同)
全国の警察が把握した特殊詐欺の被害額(共同)

今年1~11月、全国の警察が把握した振り込め詐欺など特殊詐欺の被害額は、約498億7千万円で、過去最悪だった昨年1年の約489億5千万円を既に上回ったことが22日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。1年を通した被害額は今年初めて500億円を超すことが確実となった。

警察庁によると、監視が厳しい金融機関の現金自動預払機(ATM)を利用して金を振り込ませるのではなく、郵便や宅配便で一度に多額の現金を送らせる「送付型」と呼ばれる手口が急増したことが要因だ。

◇県内ペースも最悪 新設専門部署の成果は?

県警のまとめによると、今年1月から11月末までに県警が認知した振り込め詐欺の被害総額は約38億9400万円だった。昨年同期比約3億4700万円増で、依然として過去最悪ペースだ。

一方、親族らを装う典型的なおれおれ詐欺は同約4億1400万円減の約25億8200万円だった。県警は、9月に新設した全国初の専門部署「特殊詐欺緊急検挙対策プロジェクト」の取り組みの成果が表れているとみている。摘発は同70件(33人)増の310件(138人)だった。

医療費や保険料の返還を装う還付金詐欺は、同2・5倍の約3億7800万円。架空請求詐欺も同2・4倍の約9億1300万円に達し、全体の被害を押し上げた。

◆特殊詐欺

「おれおれ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」「還付金詐欺」の4類型を警察庁は振り込め詐欺と定義。この4類型なら、金融機関から振り込んでいない場合も統計では振り込め詐欺に含めている。2010年以降はこれに「金融商品取引名目」「ギャンブル必勝法情報提供」「異性との交際あっせん」「その他」の4類型を加え、総称して特殊詐欺と呼んでいる。未公開株や社債の購入を持ち掛ける詐欺のうち、実際にパンフレットなどを示して信じ込ませる手口は金融商品取引詐欺に、電話だけのものは架空請求詐欺に分類される。

【神奈川新聞】

振り込め詐欺に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング