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米海軍横須賀基地など 原子力空母乗組員の被ばく想定 日米合同で防災訓練

社会 | 神奈川新聞 | 2014年12月18日(木) 03:00

原子力空母ジョージ・ワシントンから運び出した負傷者役の人形を救急車に載せる米海軍関係者ら=米海軍横須賀基地
原子力空母ジョージ・ワシントンから運び出した負傷者役の人形を救急車に載せる米海軍関係者ら=米海軍横須賀基地

日米合同の原子力防災訓練が17日、米原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が配備されている在日米海軍横須賀基地や横須賀市役所内で実施された。乗組員が被ばく、負傷した事故を想定したもので、基地内の米海軍横須賀病院や横須賀共済病院(同市米が浜通)への搬送なども行った。

訓練はGW配備の決定を受けて2007年から開始。8回目となる今回は、GWの機関室内で配管から漏水が発生し、乗組員1人が軽度の被ばくをし、さらに転落して脚を骨折したという想定で行われた。

GWから負傷者に見立てた人形を担架で運び出し、救急車で搬送。米海軍横須賀病院では骨折した脚の治療、放射性物質の付着の検査、汚染物質の除去といった手順を確認した。GWや周辺では、搬送の経路や担当者に汚染がないかを調べた。

横須賀市役所で行われた訓練では警戒本部を設置し、米海軍、外務省、防衛省、海上自衛隊などの政府機関、県、県警の連絡員らが参集。情報共有や伝達法を確認、各機関の対応状況や日米合同モニタリングの分析結果などを報告した。

吉田雄人市長は「今回の想定はけが人が出て、米海軍病院と横須賀共済病院への搬送まで行ったが、滞りなくできた」と評価した。

一方、「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」の呉東正彦弁護士は「乗組員の軽度の被ばくと骨折という原子炉事故とはかけ離れた想定で、市民の参加も行われず非常に残念だ」とコメントした。

【神奈川新聞】


負傷者役の男性に行われた放射能の検査の訓練=米海軍横須賀病院
負傷者役の男性に行われた放射能の検査の訓練=米海軍横須賀病院

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