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安全守る「減災体操」 泉区の女性消防団員が考案

社会 | 神奈川新聞 | 2014年11月26日(水) 03:00

会場の人たちと減災体操に取り組む宮本さん(左端)らメンバー=14日、千葉県浦安市の舞浜アンフィシアター
会場の人たちと減災体操に取り組む宮本さん(左端)らメンバー=14日、千葉県浦安市の舞浜アンフィシアター

大地震の際に身の安全を守るポイントを体で覚えてもらおうと横浜市泉区の女性消防団員がユニークな体操を考案し、普及を図っている。その名も「自助 共助で減災体操(JKG体操)」。救命講習などの際に披露しており、評判は上々という。14日に千葉県で開かれた全国女性消防団員活性化大会でも発表し、注目を浴びた。

考案したのは、昨年4月に泉消防団員になった宮本由美子さん(56)。揺れの瞬間にすぐに行動できない自分に不安を覚え、同じような人の役に立てればと知恵を絞った。泉消防署の「公認」も得て、同消防団の女性団員17人で取り組んでいる。グループの名は「JKG48」だ。リズムに合わせて体を動かし、まずは日ごろの備えを呼び掛ける。「コンロの回りに物置かない」「家具、テレビ転倒防止」-。「地震だーっ。その場に合った身の安全」のところで頭を手で隠し、「揺れ収まったら火の始末」では、両手両足を広げて漢字の「火」の形にジャンプする。さらに「おうちが無事ならおうちが一番。避難所行くならブレーカー落とします。ガス元栓締めます」などと地震が起きた後の注意点も盛り込んでいる。

昨秋に完成後、地元の小学校や大学での救命講習や防災訓練で披露し、子どもや受講者らにも体験してもらっている。女性消防団員活性化大会では、会場を埋めた約2千人と一緒に体を動かし、「ライバルはラジオ体操」とアピールした。

さまざまな場面で実践してもらおうと、出前講習も計画。宮本さんは「被害を最小限にとどめられるよう今後はDVDを作り、全国に広めたい」と地域を超えた普及を目指している。

現在34人を数える泉消防団女性団員のまとめ役、高橋久美子さん(61)も「JKG体操は誰でも取り組める。消防団に親しみを持ってもらい、入団促進のきっかけにもしたい」と話している。

【神奈川新聞】

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