小田原市は21日、2014年度の市民功労賞に2個人2団体、市民栄誉賞に1団体の受賞が決まったと発表した。市民栄誉賞には、今夏の全国高校総体(インターハイ)で男女ともに優秀な成績を収めた私立相洋高校陸上部が選ばれた。
市民栄誉賞の授賞は6年ぶり。同校陸上部は同大会で男子110メートル障害1位、200メートル1位、400メートル障害1位など各選手が活躍し、同校では初めて、県勢としても15年ぶりとなる男子総合優勝を果たした。女子も400メートルリレー1位などで総合5位となった。
市民功労賞は、地区自治会連合会長や市社会福祉協議会会長などを歴任して地域防犯や福祉増進に貢献した酒匂守さん(83)=同市鴨宮、西相美術協会会長などを歴任して市の文化振興に貢献した画家の豊島シズ枝(本名・宮田シヅエ)さん(91)=同市曽比=を選出。
団体では、20年近くにわたり子育て支援活動を続けている「ぴよぴよくらぶ」(椎野典子代表)、1996年の設立以来、市内のボランティア清掃活動を続けている「まちをきれいにする会」(西島邦好代表)が受賞した。
贈呈式は来年1月12日に同市本町の市民会館で行われる。
【神奈川新聞】