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“万一”の行動確認 開成駅で帰宅困難者対策訓練

社会 | 神奈川新聞 | 2014年11月21日(金) 03:00

対策訓練で遅れて来た帰宅困難者に対して地図を手に一時滞在施設を説明する駅員=小田急線開成駅
対策訓練で遅れて来た帰宅困難者に対して地図を手に一時滞在施設を説明する駅員=小田急線開成駅

大規模災害で発生する帰宅困難者への対策訓練が20日、開成町吉田島の小田急線開成駅周辺で行われた。参加者約70人が真剣な態度で万一の際の行動を確認した。足柄上地域帰宅困難者等対策協議会の主催で3回目。

訓練は午前10時20分、相模湾を震源とする震度6弱の大地震が発生し、県内の全鉄道が運休となった-という想定。同駅ホームや改札付近にいた帰宅困難者を町職員、警察官らが安全な場所に誘導し、さらに近くの一時滞在施設に避難させた。

また実態に即して今回初めて、同駅に遅れてやって来た帰宅困難者への対応を実施。帰宅困難者は駅員から地図を受け取り、自助努力で最寄りの一時滞在施設に避難した。近隣企業はバスを出し、駅前にいた従業員らを事業所に帰社させる帰宅抑制訓練も行った。

一時滞在施設の開設状況や鉄道の運行状況、駅の滞留状況などの情報受伝達訓練も行われた。担当者は「安全確保の鍵を握るのは情報。課題を洗い出し、次の訓練につなげ防災力を強化したい」と語っていた。

【神奈川新聞】

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