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リズム合わせ自己表現 支援学校で舞踏家招き芸術教室

社会 | 神奈川新聞 | 2014年11月18日(火) 03:00

リズムに合わせて体を動かす子どもら=相模原中央支援学校
リズムに合わせて体を動かす子どもら=相模原中央支援学校

プロの舞踏家と一緒に踊って楽しむ芸術教室が14日、相模原市中央区の県立相模原中央支援学校で行われた。小学部の22人(知的、肢体、視覚、聴覚障害)と、高等部の4人(肢体不自由)が、音楽に合わせて体を動かし、自分を表現した。

桜美林大学プルヌスホールの主催。小学校や福祉施設など、日頃は芸術に触れる機会が少ない人の所にアーティストが出向いて芸術を体験してもらう事業の一環。

教室では、舞踏家の岩下徹さんがマリンバなどの打楽器演奏に合わせて、即興ダンスを披露。子どもたちも流れるリズムに合わせてダンスに挑戦した。

子どもたちは初めは戸惑った様子で表情も硬かったが、体を動かすうちに笑顔に。くるくる回ったり、車いすを前後に動かしたりするなど、思い思いの動きで自分を表現した。

高等部の女子生徒は「はじめは慣れなかったけれど、だんだんリズムがとれて楽しかった」とはにかんだ笑顔を見せた。担当教諭は「具体的な指示がないと戸惑うのではないか心配だったけれど、みんな自分なりの表現を楽しんでいて驚いた」と話していた。

【神奈川新聞】

 
 

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