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何回止めても400円 観光客の周遊狙い 城ケ島6駐車場で23日に社会実験

社会 | 神奈川新聞 | 2014年11月18日(火) 03:00

社会実験が行われる駐車場の一つ=三浦市の城ケ島
社会実験が行われる駐車場の一つ=三浦市の城ケ島

三浦市の城ケ島で23日、東西6カ所に点在する公共駐車場を何回利用しても同じ料金とする「ワンデーパス」を発行する初の社会実験が行われる。それぞれ異なる料金体系を統一することで、島内の観光スポットを周遊してもらう狙い。利用者にアンケートも実施し、滞在時間や観光スポットの回遊状況などを検証する。

外国人観光客向けの日本旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星(寄り道する価値がある)として掲載され、県の新たな観光の核づくり構想地域にも認定された城ケ島。主に観光客が利用する公共駐車場は、県立城ケ島公園がある東側に2カ所(第1駐車場が1日430円、第2が無料)、灯台や商店街がある西側に4カ所(1時間200円)設置されているが、運営者も料金体系も異なる。

県が7月に初の観光客行動調査を行った結果、東西の両方の駐車場を利用した観光客は約1割にとどまった。「東側に車を止めた人は城ケ島公園に行って西側には寄らずに帰る。逆もしかりで、料金体系が異なることによって観光客の滞在時間が短く、回遊性も阻害している」(県)という実態が浮き彫りになった。

そこで、県や市などは23日、1日400円(普通車・大型車)の「ワンデーパス」を発行し、6カ所に何回でも止められるようにする。利用者アンケートも実施し、結果を検証する。

初の社会実験を、地元も後押しする考えだ。飲食店などが加盟する城ケ島観光協会は同日、「きやっせー(いらっしゃい)城ケ島」とうたい、食事の割引や土産物の増量など歓迎セールを行う。「きやっせー」のポスターが目印で、20店舗ほどが参加する見通しだ。同協会の青木良勝会長は「東西の観光スポットを行き来するにはそれぞれで駐車場料金を支払うかハイキングコースを利用するなどしかなく、大きなテーマだった。この時季は海の透明度も増し、夏とは違った城ケ島を味わえる。盛り上げていきたい」と話している。

「ワンデーパス」の社会実験は、23日が雨天の場合は翌24日に行う。歓迎セールも同様。

【神奈川新聞】


社会実験に合わせて行われる歓迎セールの目印となるポスター。参加店ごとにサービス内容が書き込まれる=三浦市の城ケ島
社会実験に合わせて行われる歓迎セールの目印となるポスター。参加店ごとにサービス内容が書き込まれる=三浦市の城ケ島

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