横浜市瀬谷区の駐車場で、中古車販売業の男性(61)が保管していた車計19台が、フロントガラスを割られるなどの被害に遭っていたことが7日、分かった。被害額は約760万円に上るとみられ、瀬谷署は器物損壊事件とみて捜査している。
男性によると、被害は11月30日から12月3日の間に発生したとみられ、屋外駐車場に止めていた中古車24台のうち19台がボンネットを大きくへこまされたり、フロントガラスを割られるなどした。19台の中にはアウディやベンツの限定車など高級車も含まれており、残る5台にも軽微な傷などが付けられたという。
駐車場と販売事務所は約2キロメートル離れており、同日午前10時ごろ、男性が車を見に駐車場を訪れた際に損傷を見つけ、110番通報した。男性によると、「12月1日午後6時ごろに、ブレザー姿の若者が車の上に立っているのを見た」という通行人からの情報もあるという。
男性は「商品が傷つけられ、なぜこのようなことをするのか。本当に困る」と話している。