川崎市教育委員会は、センター方式の導入を決めた中学校給食について、2017年2月1日から実施するスケジュールを明らかにした。16年度中の実現を目指している福田紀彦市長の目標は、達成されそうだ。
市教委がこのほど公表したセンター整備事業に関する実施方針で明らかにした。
今月13日には民間事業者を対象に、実施方針の説明会を開催。12月下旬に入札公告を行い、15年6月に事業契約を締結する。16年11月までに建設を終え、17年2月1日に供用開始する予定。維持管理・運営期間は、供用開始から32年3月まで。
市教委は、幸、中原、麻生の3区の市有地に大規模な給食センターを設置し、自校で調理する学校などを除く48校に配送するセンター方式を採用。建設や維持管理、運営に民間の資金やノウハウなどを活用する「PFI方式」で整備し、経費削減や財政負担の平準化を図る、としている。
【神奈川新聞】