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「共生」への転換点に 相模原殺傷でシンポ

社会 | 神奈川新聞 | 2016年12月7日(水) 02:00

相模原殺傷事件をテーマにしたパネルディスカッション=東京都千代田区
相模原殺傷事件をテーマにしたパネルディスカッション=東京都千代田区

相模原殺傷事件をテーマにしたパネルディスカッション=東京都千代田区
相模原殺傷事件をテーマにしたパネルディスカッション=東京都千代田区

 入所者19人が殺害された障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)の事件をテーマにしたシンポジウムが6日、東京都内で開かれた。障害者や支援団体代表らが語り合い、障害者差別の撤廃に向けて障害のある人とない人が地域で共に暮らす「インクルーシブな社会」を築く必要性などを訴えた。

 障害者団体で組織する日本障害フォーラム(JDF)の主催で、約250人が参加。横浜市のグループホームに入所する三宅浩子さんは「障害は社会に理解されておらず、障害者自らがメッセージを伝えていくことが大事」と強調。事件で長男が重傷を負った尾野剛志さん(座間市)は「障害のあるなしにかかわらず、子どもは宝」と話した。

 NPO法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議の尾上浩二副議長は、事件の風化や優生思想を拭いきれない社会に警鐘を鳴らし、「痛ましい事件を障害者が地域で当たり前に暮らせる社会にするための転換点にしなければいけない」と呼び掛けた。

 司会を務めたNPO法人日本障害者協議会(JD)の藤井克徳代表は「優生思想とどう向き合うか、障害者のあるべき地域生活とは何か。これらの根本的な問題を踏まえなければ、施設の防犯や措置入院のあり方を議論しても表層的になってしまう」と指摘し、国や自治体にさらなる議論を求めた。

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