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戦争の実態知って 沖縄とベトナム題材155点 石川文洋さんが写真展

社会 | 神奈川新聞 | 2014年10月26日(日) 14:00

ギャラリートークで作品を説明する石川さん(中央)=日本新聞博物館
ギャラリートークで作品を説明する石川さん(中央)=日本新聞博物館

報道写真家の石川文洋さん(76)の写真展「ベトナム戦争と沖縄の基地」が25日、日本新聞博物館(横浜市中区)で始まった。初日に開かれた作品解説のギャラリートークで、石川さんは「日本で戦争の危険性を感じられるようになってきた。戦争の実態がどのようなものか知ってほしい」と訴えた。写真展は12月21日まで。

石川さんは沖縄県出身。米軍に従軍し、戦場カメラマンとしてベトナム戦争の実相を世界に伝えた。現在も、枯れ葉剤の後遺症に苦しむベトナムと基地負担にあえぐ沖縄を撮り続けている。

会場には計155点を展示。ベトナム戦争を題材とした105点のほか、ベトナム戦争時や新型輸送機オスプレイが配備された米軍普天間飛行場など、沖縄をテーマにした50点もそろえた。

石川さんは、ベトナム戦争では最前線で長期にわたって自由に取材できたことで実態が伝えられたと説明。「戦争を防ぐためには実態を知ることが大切。私はイラクやアフガニスタンの爆撃に反対した。これに賛成した人は、子どもを含めた民間人が傷つくとの想像力がなかった」と述べた。

石川さんは「政府は、国益や国家を守ることが大切で、民間人の安全はその次だと考えている」とも主張。沖縄国際大構内に米海兵隊の大型ヘリが墜落した事故にも触れ「米軍は大学を封鎖し警察や市長を現場に近づけなかったが、そのことよりも、これに強く抗議しない日本政府に怒りを感じる」と強調した。

ギャラリートークは26日の午後2時からも開催。入館料が必要。問い合わせは、同博物館電話045(661)2040。

【神奈川新聞】

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