
小田急電鉄(東京都新宿区)は来年1月、登戸駅構内に常設の検体測定室をオープンする。セルフ健康チェック事業を手掛けるケアプロ(東京都中野区)と業務提携。有料で血糖値や中性脂肪などをチェックできる。
小田急によると、同社が店舗を設置し、運営業務をケアプロに委託する。
検体測定室(約20平方メートル)を駅改札外の一角に設け、看護師1人が常駐する。専用キットを使って自ら採血すれば、わずかな時間で血糖値や中性脂肪などが分かる。また専用の機械で骨密度や血管年齢などを調べることもできる。利用料金は検査内容や項目により、500~8千円(税別)を予定している。
JRとの乗り換え場所で利用客が多いことなどから登戸駅を選んだ。同社は「生活習慣病の早期発見など、沿線住民や駅利用客の健康づくりに貢献できれば」としている。
【神奈川新聞】