東西の古都を走る江ノ島電鉄(藤沢市)と京福電鉄(愛称・嵐電、京都市中京区)の姉妹提携が14日、5周年を迎えた。これを記念し、江ノ電側は自社路線で走らせている「嵐電号」をリニューアル。紫色に塗り直され、専用のヘッドマークを付けた車両が台風一過の青空の下を疾走した。
姉妹提携後、両電鉄はそれぞれ相手方のカラー仕様の嵐電号と江ノ電号を運行している。嵐電号はもともと緑にクリームが基調だったが、姉妹提携後に嵐電側は車体カラーを紫に変更。今回の5周年を機に、嵐電号もお色直しされた。
ヘッドマークには、提携を機に考案された共同キャラクター「えのん」と「あらん」を起用。車体の左右にもラッピングを施し、5周年をPRしている。
このほか、江ノ電では、5周年記念乗車券(有効期限は来年3月末)や小皿2枚の記念プレート(2500セット限定)なども発売している。
【神奈川新聞】