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「神奈川県内統一で飲酒制限」 海岸利用検討会が最終報告案

社会 | 神奈川新聞 | 2014年10月15日(水) 03:00

海の家のクラブ化による騒音や利用者の風紀の乱れといった県内海水浴場の課題を検証してきた県の有識者会議「海岸利用に関するあり方検討会」(座長・牛山久仁彦明治大学教授)は14日、県内統一的に砂浜での飲酒制限などを盛り込んだ最終報告書案をまとめた。

県はこれまで「海の家のガイドライン」を作成し、海水浴場組合にクラブ化禁止など自主ルールの策定を促してきたが、検討委は海水浴場の利用者も対象に加えることが必要として議論を重ねてきた。

最終報告書案は、利用者や住民の安全・安心に関する県内統一で守るべき「共通事項」と、にぎわい創出に関わる営業時間など「個別事項」を両立させる「海水浴場ルール(仮称)」を各海水浴場で作成することが適当と結論付けた。

海水浴場ルールは、それぞれ関係行政機関、組合、地元住民、観光協会などでつくる「協議会」で作成し、周知、啓発、パトロールなども行うべきとし、海の家事業者がルールを違反した場合は海岸法などによる監督処分などを検討すべきとした。

海水浴場に関した特筆すべき課題に対する提言としては(1)海の家のクラブ化禁止(2)海の家の設置主体の適正化(3)音楽イベントの事前審査開催(4)海水浴場の飲酒制限(5)入れ墨・タトゥーの露出制限-などを盛り込んだ。

同日の最終検討会でも議論された利用者の飲酒制限に関しては、実効性のある仕組みづくりが課題とみる委員が多かった。

近く県に提言する予定で、県は関係部局や関係市町で構成する推進会議(仮称)を設置し、本年度内に新ガイドライン策定など具体化を検討する予定。

■課題に対する主な提言■

▼クラブ化禁止 継続した取り組みが必要で、騒音や風紀の乱れにつながりかねない営業を禁止する方法も検討する。

▼海の家の営業主体の適正化 名義貸しを行う海の家を外す仕組みを検討し、組合に対してではなく海の家の個々に対して占有を許可する手法も検討する。

▼音楽イベント審査 事前審査会を開いてクラブ化につながるイベントを排除する。

▼飲酒制限 砂浜での飲酒は県内統一的に制限することを検討し、海の家も泥酔者への酒類の提供を制限することを検討する。

▼入れ墨露出制限 外国人も含めて衣類で隠すこととし、県内統一的に露出の制限を検討する。

〈その他の海岸利用〉

▼バーベキュー利用の適正化 県の社会実験を踏まえ、適正に利用できる環境整備を検討する。

▼水上オートバイの安全航行 既存の市町の海・浜ルールを有効活用しつつ、対応できない場合は改訂も検討する。

【神奈川新聞】

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