
大型で強い台風19号は13日午前8時半ごろ、勢力を維持したまま鹿児島県枕崎市付近に上陸した。14日に掛けて日本列島を縦断する恐れがあり、関東地方へは13日の夜遅くから14日の未明にかけてもっとも接近する見込み。気象庁は暴風や大雨への厳重な警戒を呼び掛けている。
台風の中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心の北側280キロと南側220キロ以内が暴風域となっている。
九州などでは強風の影響で転倒による骨折など負傷者が出ており、これまでの負傷者は計約40人。
九州各地を発着する航空便や、JR九州や西日本の在来線などで欠航や運転見合わせが相次いでいる。
【共同通信】