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浜銀ATM・カード偽造事件 被告に懲役8年求刑

社会 | 神奈川新聞 | 2014年10月8日(水) 03:00

横浜銀行の現金自動預払機(ATM)の利用者情報からキャッシュカードが偽造された事件で、窃盗と支払用カード電磁的記録不正作出・同所持などの罪に問われた富士通子会社の元部長(47)=川崎市多摩区=の論告求刑公判が7日、横浜地裁(三浦透裁判官)であった。検察側は懲役8年を求刑、弁護側は起訴内容を認めて寛大な判決を求め、結審した。判決は11月25日。

検察側は、被告が横浜銀のATMシステムの保守業務に従事していたことから、「立場上知った情報を悪用しており、預金者らの信頼や信用を損なう犯行」と非難した。

弁護側は「利用者情報にアクセスできるセキュリティー状況にも問題があった。被害弁償について、会社と話し合っている」と情状酌量を求めた。

被告は7日の被告人質問で、犯行の動機を携帯電話の課金制ゲームでできた借金返済のためと説明し、「ストレスからゲームにのめり込み、(犯行を)やめられなかった」と述べた。

起訴状によると、被告は2010年1月ごろから昨年9月にかけて、横浜銀や信販会社の情報を利用して不正にキャッシュカードを作成し、現金計3600万円を引き出すなどした、とされる。

【神奈川新聞】

 
 

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