【ワシントン共同】オバマ米大統領は28日放映のCBSテレビとのインタビューで、米情報当局が当初、過激派「イスラム国」の能力を過小評価すると同時に、イラク軍の能力を過大評価していたとの見方について「完全に真実だ」と認めた。
大統領は今年1月、イスラム国などのイスラム過激派をバスケットボールの「2軍チーム」にたとえる発言をして、イスラム国が勢力を急拡大した後に釈明に追われた経緯がある。
インタビューで大統領は、シリア内戦の長期化が「誰の支配も及ばない広大な地域」を生み、イスラム国が世界各国から戦闘員を集める温床になったと指摘した。
【共同通信】