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マンション集合ポストから鍵盗み空き巣 女に実刑判決

社会 | 神奈川新聞 | 2014年9月27日(土) 03:00

マンションの集合ポスト内にあった合鍵を使って空き巣を繰り返したとして、住居侵入と窃盗の罪に問われた横浜市南区、無職の女(47)の判決公判が26日、横浜地裁であり、多田裕一裁判官は懲役2年4月(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。

多田裁判官は判決理由で、「家人の留守を狙い、防犯カメラに写らないような経路を通るなど、犯行は悪質」と非難した。

判決によると、被告は昨年2月から今年3月にかけて、横浜市西区や同市中区などのマンション4カ所で、不正に入手した鍵を使って室内に侵入し、現金計約19万円や貴金属60点(時価計約930万円)などを盗んだ。

◇無施錠の集合ポストに鍵 オートロックでも過信禁物

防犯体制が整ったはずのマンションにも、「死角」があった。判決などによると、女は住民の出入りに乗じてマンションに入り、集合ポスト内にあった合鍵を使って居室内に侵入。誰でも可能な手口で、犯行を重ねていた。

捜査関係者によると、ポストには暗証番号を合わせることで扉が開くダイヤル式の錠がついていたが、被害者のポストは暗証番号を変えずに扉を閉めただけの無施錠だった。被告は手当たり次第に解錠を試み、ポスト内に合鍵があった住民の居室に侵入。被害者の一人は、外出先で鍵を紛失したときに困らないよう、ポスト内に合鍵を入れていたという。

防犯カメラが設置されているマンションもあったが、写らないように警戒して階段を使うなどし、4、5年前からこの手口で犯行を繰り返していたという。

被害者の中には、入り口がオートロックでセキュリティーの高い横浜・みなとみらい21(MM21)地区の高層マンションの住民もいた。捜査関係者によると、こうしたマンションでは住民が出入りするタイミングに合わせて侵入していた。

最終的には防犯カメラの画像から被告が浮上し、逮捕された。捜査に当たった戸部署は起訴された4件以外にも21件の同様の被害を確認。盗まれた品物の一部は被害者に返還されたが、捨てられたものもあった。

同署幹部は「マンションの防犯体制を過信するのは危険。集合ポストには合鍵を入れないで」と呼び掛けている。

【神奈川新聞】

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