海上自衛隊は25日、勤務中に酒気帯び運転をしたとして、厚木基地(大和、綾瀬市)の第4整備補給隊に勤務する3等海曹の男性(31)を停職23日の懲戒処分にした。
海自第4航空群によると、3曹は2011年12月1日午前7時5分ごろ、勤務中に酒気帯び状態で、同基地内で物資を運ぶため、公用トラックを運転した。基地を共同使用する米軍憲兵隊の呼気チェックで発覚。直後の大和署による検査でアルコールが検出された。「前夜の酒が抜けたと思い、運転してしまった」などと供述しているという。
第4整備補給隊司令の松岡広哲1等海佐は「誠に遺憾。隊員の服務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
【神奈川新聞】