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【照明灯】人材の半分は女性

社会 | 神奈川新聞 | 2014年9月23日(火) 11:52

「疾風勁草(けいそう)」ということわざがある。強い風が吹いてこそ強い草が見分けられる。人は困難や試練に直面して初めて、意志の強さや値打ちが分かるとの例えだ▼厚生労働事務次官の村木厚子さんに吹き付けた疾風は風速何メートルに相当するのだろう。2009年、郵便不正事件で逮捕され、約5カ月間の勾留を経て、裁判で無罪が確定した。冤罪(えんざい)から復職後、官僚トップにまで上りつめた▼村木さんの講演を聴く機会があった。後輩の女性職員へのアドバイスとして「考えすぎるな」と言い続けてきたそうだ。「子育てなどで職場に迷惑を掛けてはいないか、自分はいい親なのか、と真面目に考えだすと力を発揮できなくなる。だから『悩むな』と」▼自らの豊富な体験を基にした先輩の助言は説得力を持つに違いない。霞が関でも、子育てや介護の経験をした職員は、人としての幅がでて懐が深くなる。問われるのは上司がきちんと仕事で評価する姿勢を貫けるかどうかだという▼29日に召集される臨時国会は、地方創生とともに女性の活躍推進が焦点になろう。村木さんいわく「人材の半分は女性。全員参加がこの国の生き残る道」。女性の就業率が低い日本は、外国から「もったいないことをしている国」とみられているらしい。

【神奈川新聞】

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