逗子海水浴場のあり方検討会が29日、逗子市役所で行われた。今夏の開設期間をほぼ終え、多くのメンバーが市の条例・規則による治安や風紀の改善を評価。「ルールが定着するまでは今の規制を維持すべきでは」という意見が目立った。
9月30日に予定される次回検討会の際に、飲酒、バーベキュー、音楽、入れ墨・タトゥーに関する現行の市条例の継続について、意見を集約する。
ある男性は「今夏ファミリービーチが維持できたのは、条例に守られたからこそ。来夏以降も定着させる必要がある」と主張。別の男性も「ここで一気に規制を緩めて、また(昨夏以前に)戻るようなことになってはいけない」と指摘した。
海の家の営業に関して、別の男性から「『日本一安全なファミリービーチ』という営業方針で客を呼び込むことができるのでは」と提案も。女性の1人は「『安全』というブランドイメージを、より発信してほしい」と市に要望した。
【神奈川新聞】