
9月に開催されるライフセービング世界選手権大会に出場する日本代表メンバーに、藤沢市南消防署の鵠沼水難救助隊員3人が選ばれた。3人は「日ごろの訓練は、実際の救助活動にも生きてくる。良い結果を残したい」と意気込んでいる。
同大会には約50カ国が参加し、プールでマネキンを抱えながら泳いだり、海で溺れ役の人をボードやレスキューチューブで運んだりするなどして、水難救助のスピードなどを競い合う。
日本代表は計12人で、国内大会での成績を基に選出された。5回目の出場となる消防副士長の長竹康介さん(32)は「良い成績を出し、藤沢の海のレジャーを安心安全にしていく活力にしたい」と力を込めた。
ともに3回目の出場となる消防副士長の篠郁蘭(あやか)さん(30)は「これまで仕事で培ってきた体力を発揮したい」、消防士西山俊さん(26)は「優勝を目指したい。消防活動への自信にもつながるはず」と活躍を誓った。
大会は9月17~21日に、フランスで開催される。
【神奈川新聞】