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用地取得難航の「横浜環状南線」 事業認定を申請

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月28日(木) 03:00

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部として計画されている「高速横浜環状南線」と「横浜湘南道路」について、国土交通省関東地方整備局と東日本高速道路は27日、土地収用法に基づく事業認定申請を国交相に対して行った。

当初は2015年度の開通を目標としていたが、周辺住民の一部は建設反対の姿勢を崩しておらず、7月末時点での用地取得率は、高速横浜環状南線で約86%、横浜湘南道路で約88%となっている。

20年の開通を目指す事業主体の国交省と東日本高速道路は、今年3月に同法に基づく住民説明会を開いており、事業認定申請は次の段階の手続き。

認定されれば現地の立ち入り調査を行った上で、県収用委員会に裁決を求める。県収用委員会の審理で収用が裁決されると、事業者は所有者の意思にかかわらず土地の権利を取得し、所有者には補償金が支払われる。

横浜環状南線は横浜横須賀道路の釜利谷ジャンクション(JCT)と国道1号の仮称・戸塚インターチェンジ(IC)をつなぐ8・9キロの道路で1995年に都市計画決定。横浜湘南道路は新湘南バイパス(藤沢IC)から横浜環状南線の仮称・栄IC・JCTに接続する7・5キロの道路で、2000年に都市計画決定されている。

【神奈川新聞】

 
 

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