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危険ドラッグ事故を想定した対応訓練 横浜で中学生らも参加

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月23日(土) 03:00

重傷者の救護訓練を行う救急隊員(左)ら=横浜市立本郷中学校
重傷者の救護訓練を行う救急隊員(左)ら=横浜市立本郷中学校

危険ドラッグを使用したとみられる運転手による負傷者多数の交通事故を想定した対応訓練が21日、横浜市栄区桂町の市立本郷中学校で行われた=写真。同校生徒や神奈川中央交通横浜営業所の職員ら約70人が参加し、緊急時の連携を確認した。

訓練は、暴走した乗用車がバス停に並ぶ乗客を次々にはねて路線バスに衝突、運転していた男が金属バットを持って暴れた-と想定。駆け付けた栄署員が刺股などを使い、バットを振り回す男を取り押さえた。

栄消防署の救急隊は、バスに乗車していた同校生徒など負傷者役に心肺蘇生を試みるとともに、重傷度に応じて治療の優先順位を決める「トリアージ」を行い、重傷度ごとに色分けされた救護用テントまで負傷者を搬送。横浜医療センター(横浜市戸塚区)の救急医療チーム(YMAT)が重傷者を優先して病院に搬送するよう指示するなど連携して救護活動をした。

同センターの古谷良輔救命救急センター長は「普段から各機関でコミュニケーションを取り、実際の事故に備えていきたい」と話した。

【神奈川新聞】

 
 

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