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日本建築家協会 旧日東倉庫保存活用を 横浜市などに要望書

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月23日(土) 03:00

取り壊し計画のある横浜最古の倉庫建築である旧日東倉庫日本大通倉庫(横浜市中区)について、日本建築家協会・関東甲信越支部は22日、横浜市の林文子市長のほか、所有者の不動産業ケン・コーポレーション(東京都港区)に対して解体を留保し、保存活用を求める要望書を提出した。

同倉庫は隣り合う旧三井物産横浜ビルの倉庫として1910(明治43)年に完成。輸出向け生糸も収めた希少な建物だが、同倉庫と同ビルを取得したケン・コーポレーションが倉庫の解体を表明している。

要望書は同倉庫を「貴重な明治末期の建物として重要文化財に相当する」と評価。今年、世界遺産に登録された富岡製糸場と絹産業遺産群に触れ、「同じ歴史背景を持つ第一級の近代化遺産といえる」としている。

要望書は、所有者が解体を留保し保存活用に向けて行政などと協議するよう求めている。また、市にはそうした指導を所有者にするよう求めている。

【神奈川新聞】

 
 

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