職業体験の一環として、横浜市立鶴見中学校2年の男子生徒7人が20日、鶴見署で交番勤務や鑑識作業など警察官の仕事を学んだ。
署内各課の業務説明を受け、パトカーや白バイの乗車、護身術などを体験。鑑識作業では、アルミの粉とはけを使って缶やペットボトルに付いた指紋を浮かび上がらせ、専用の粘着シートで採取した。上手に指紋が採れると緊張した面持ちだった生徒らは一転、互いにシートを見せ合い、歓声を上げていた。
将来は警察官になりたいという男子生徒(14)は「あいさつをするときの姿勢やきびきびした動きが格好いい。自分も見習いたい」と高揚した様子。職業体験を担当した署員は「やりがいのある仕事を見つけてほしい」とエールを送っていた。
【神奈川新聞】