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【照明灯】「バズる」

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月18日(月) 09:32

ネット上で話題になることを最近は「バズる」と言う。「buzz」はハチが飛ぶ羽音を表し、うわさ話でがやがやするという意味だ。もとはツイッターなどで口コミが広がることを指すマーケティング用語である▼昨年に流行したAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」はバズマーケティングの成功例とされる。企業や自治体がダンス動画を次々と投稿し、曲も動画も話題となった。神奈川県の動画も400万回以上視聴された▼ことしは米国歌手ファレル・ウィリアムスさんの「ハッピー」がブームで、視聴回数は3億8千万回を超え世界中から動画が寄せられている。海外PRを狙った黒岩祐治知事は再び動画撮影に動き、6月に自らも踊った▼だが二匹目のどじょうはいなかった。企業や自治体の楽曲使用に高額の著作権料が必要と判明したのだ。やむなくジャズの曲に差し替えて今夏完成させたが、「ハッピー」を流して撮影した映像と曲に微妙なズレは否めない。大勢の一般出演者の表情や動きは素晴らしいだけに、企画段階で判断しなかったことが悔やまれる▼「圧倒的なスピード感」を信条とする知事の政治手法が裏目に出た気もする。このアンハッピーな失態がネットでバズりかけているのは少し皮肉である。

【神奈川新聞】

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