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災害の教訓生かせ 県立菅高校2年生、地域防災研究で最優秀賞

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月16日(土) 10:29

郷土研究に取り組む県立菅高校(川崎市多摩区)の生徒たちが、地域防災をテーマにした研究成果「狛江水害と富士山噴火~菅地域の備えを考える」を全国大会で発表し、最優秀賞を受賞した。火山噴火を経験した全国の高校や菅地区の住民へのアンケートなどを通じ、過去の災害の教訓に学ぼうとする姿勢が高く評価された。

研究発表を行ったのは、同校の有志団体「TEAMツツミ」のメンバーで、いずれも2年生の金子美優さん、芳野玲さん、佐野洋平さん、沼尻源子さんの4人。7県16校が参加し、今月2、3日に静岡県で開かれた「全国高校郷土研究発表大会」で上位2校に与えられる栄誉に輝いた。

4人は昨年9月、過去に噴火のあった雲仙普賢岳(長崎県)や伊豆大島(東京都)、桜島(鹿児島県)近くにある高校の生徒会へアンケートを依頼。降灰の被害や対応策などを情報収集した。その上で、菅高校の周辺住民151人にも聞き取り調査を実施。富士山噴火への関心が約6割と高く、降灰による生活面や交通への影響を心配する実態を把握した。

また、1974年の多摩川氾濫で民家19戸が流失した「狛江水害」については、住民が起こした損害賠償請求訴訟の判決文など裁判資料を研究。合わせて13分間の発表にまとめた。

大会の講評で「歴史に学ぶ姿勢が印象に残った。過去の教訓を現在に生かそうとしていた」と称賛された4人。発表者の一人、佐野さんは「火山灰は再利用が可能だが、集めた後に保管する適当な場所が必要」と、新たな課題にも着目していた。

【神奈川新聞】

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