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川の事故に注意喚起 死亡事故受け、山北で合同パトロール

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月10日(日) 03:00

川岸でキャンプをしている行楽客に注意を呼び掛けた合同パトロール=山北町中川
川岸でキャンプをしている行楽客に注意を呼び掛けた合同パトロール=山北町中川

山北町中川のキャンプ場で母子3人が川に流されて死亡した事故を受け、同町を流れる河内川や世附川の流域で9日、関係機関による初の合同パトロールが実施された。松田署や小田原市消防本部、県、町など7団体の計約30人が参加し、レジャー客らに降雨による川の増水への注意を呼び掛けた。

事故があった西丹沢は急峻(きゅうしゅん)な地形で、山間部に降った雨が川に流れ込み急激に水位が上昇する危険があるとされる。1999年8月には玄倉川で行楽客13人が死亡する水難事故が発生し、県酒匂川水系ダム管理事務所などが事故の翌年から毎年夏にパトロールを実施してきた。しかし、玄倉川同様に多くの行楽客が訪れる河内川や世附川では未実施だったため、松田署の呼び掛けで早期の注意喚起に着手した。

この日は、丹沢湖の南北を流れる河内川と西側の世附川の流域を約3時間にわたって巡回。キャンプなどで訪れているレジャー客に、こまめな気象情報の確認や早めの避難を促すチラシ約300枚を配布した。3人が死亡した事故現場付近では、水遊びをしている子どもたちに事故について説明し、「増水に十分に気を付けて」と声を掛けた。

千葉県成田市から家族4人で訪れた会社員岩崎正成さん(46)は「普段は川の流れは穏やかだけれど、油断してはいけない」と自覚している様子。同署は「川が濁ったり、上流から枯れ木や落ち葉が流れてきたりするのは増水の前兆。山は天候が急に変化するので注意してほしい」と呼び掛けていた。

事故は、キャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」で1日夜に発生。非常に激しい雨を受け、中州に開設されたキャンプサイトを利用していた一家4人が比較的早めに避難したが、車で川を渡っている最中に急激に増水したとみられている。

【神奈川新聞】

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