
他人のスマートフォンを不正に遠隔操作できるソフトを作成したとして、県警と京都府警など1府4県の合同捜査本部は30日、不正指令電磁的記録(ウイルス)作成の疑いで、ソフトウエア開発会社「インターナル」(横浜市西区みなとみらい)代表取締役(40)=組織犯罪処罰法違反(偽計業務妨害)容疑で逮捕、東京都港区=ら3人を再逮捕した。また、不正指令電磁的記録(ウイルス)作成の疑いで、同社社員で当時ソフトの開発・販売チームのリーダーだった男(31)=東京都目黒区=を逮捕した。
ほかに再逮捕されたのは、同社役員(35)=組織犯罪処罰法違反(偽計業務妨害)容疑で逮捕、横浜市神奈川区子安通3丁目、同社社員で中国籍の容疑者(33)=同、東京都世田谷区=の2容疑者。
逮捕・再逮捕容疑は、共謀し、2014年12月22日ごろ、正当な理由がないのにスマホ所有者の意図に反する動作をさせる遠隔操作ソフト「アンドロイドアナライザー」を作成した、としている。県警サイバー犯罪対策課によると、4人は容疑を否認。代表取締役は「詳しいことは分からない」などと供述している。
同ソフトは