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山北キャンプ場水難事故 キャンプ場の安全管理体制を捜査へ

社会 | 神奈川新聞 | 2014年8月3日(日) 03:00

事故状況(共同)
事故状況(共同)

山北町中川の河内川で1日夜、母子3人が流されて行方不明になった事故で、松田署は同日深夜から2日午前にかけて、下流で母親(42)、小学校3年の長女(9)、小学校2年の長男(7)の遺体を発見した。事故現場となったキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」から約2~4・5キロ下流で見つかった。同署は、同キャンプ場の安全管理体制などに問題がなかったか、立件を視野に調べる方針。

同署は、父親(43)を含む4人が大雨から避難するため、キャンプをしていた中州から車で川を渡ろうとした際に濁流に押し流されたとみている。父親は右手にけがを負ったが自力で中州に戻り無事だった。

同署によると、一家4人は1日午前10時ごろから、車で浅瀬を渡り、中州でキャンプを楽しむ四輪駆動車専用の「アドベンチャーゾーン」を利用。午後8時ごろに雨が強くなったため、中州から川(幅約10メートル)の対岸に避難しようとした際に、乗った車が増水で約30メートルにわたって押し流され転覆。父親が車内から3人を救出しようとしたが流された。

父親は「川の中央付近で急に増水して車が横転し、車内が真っ暗になった。必死になって車の窓ガラスを割って家族を助けようとした」と話しているという。

県酒匂川水系ダム管理事務所によると、現場近くの箒沢(ほうきさわ)地区では1日午後7時半までは雨量がゼロだったが、同7時半からの45分間で51ミリの非常に激しい雨を観測。約4キロ下流の水位計は午後8時半からわずか15分間で55センチの水位上昇を記録していた。

同事務所は「急峻な丹沢山地の谷間を流れる河内川は周辺に降った雨が一気に流れ込むため、水位が急上昇したのではないか」とみている。

【神奈川新聞】


事故があったキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」を流れる河内川。(1)の地点で手前に渡ろうとした車(2)が流された(共同)
事故があったキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」を流れる河内川。(1)の地点で手前に渡ろうとした車(2)が流された(共同)

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